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小過(しょうか) 雷山
☳ Thunder / ☶ Mountain
小過は亨る。貞に利ろし。小事に可なり。大事に可ならず。飛鳥の遺せる音の如し。上るに宜しからず、下るに宜し。大いに吉なり。
山上に雷あるは小過なり。君子は行いには恭に過ぎ、喪には哀に過ぎ、用には倹に過ぐ。
飛鳥以て凶なり。
其の祖に過ぎて其の妣に遇う。其の君に及ばずして其の臣に遇う。咎なし。
過ぎて之を防がざれば従いて之を戕る者あらん。凶なり。
咎なし。過ぎずして之に遇う。往けば厲し。必ず戒めよ。用うるなかれ。永貞なれ。
密雲あれども雨ふらず。我が西郊よりす。公、弋して彼の穴に在るを取る。
遇わずして之を過ぐ。飛鳥之を離る。凶なり。是れ災眚と謂う。