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益(えき) 風雷
☴ Wind / ☳ Thunder
益は往くところあるに利ろし。大川を渉るに利ろし。
風雷は益なり。君子以て善を見れば則ち遷り、過ちあれば則ち改む。
大作をなすに利ろし。元いに吉にして咎なし。
あるいは之を益す。十朋の亀も違う克わず。永貞なれば吉なり。王、帝に用う。吉なり。
之を益すに凶事を用う。咎なし。孚ありて中行し、公に告ぐるに圭を用う。
中行にして公に告ぐ。従う。国を遷すに依るに利ろし。
孚ありて恵心あり。問うなかれ。元いに吉なり。孚ありて我が徳を恵む。
之を益すものなし。あるいは之を撃つ。心を恒にするに立たず。凶なり。