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睽(けい) 火沢
☲ Fire / ☱ Lake
睽は小事に吉なり。
上に火あり下に沢あるは睽なり。君子以て同にして異なる。
悔い亡ぶ。馬を喪うも逐うなかれ。自ら復る。悪人を見れば咎なし。
主に巷に遇う。咎なし。
輿を曳く。其の牛を繋ぐ。其の人、天かつ劓す。始めなくして終わりあり。
睽して孤なり。元夫に遇う。交孚す。厲けれども咎なし。
悔い亡ぶ。厥の宗、膚を噬む。往けば何の咎あらん。
睽して孤なり。豕の塗を負うを見る。鬼を一車に載す。先には弧を張り後には弧を説く。寇するにあらず、婚媾せんとす。往きて雨に遇えばすなわち吉なり。